締め括り

今年の娘。はかつてない位波乱万丈でした。
誰の目から見ても落ち目の時期でした。
まぁ落ち目なのは今年から云々という話では無いですが。
CDが売れないという点は仕方がないです。
CDの売り上げはレコード業界全体、全アーティストが落ちているので。
近年ではミリオンヒットを生むアーティストなんて一組出るか出ないかですからね。
単に売り上げの問題じゃない。


では今の娘。のどこが落ち目なのかって、それは一般層からの完全放置にあると思います。
簡単に言うと飽きられた。
卒業、脱退、加入が飽きられた。似たようなビジュアルが飽きられた。似たような楽曲が飽きられた。
ま、いろいろですが。


今、一般層で娘。が話題になったとしても、スキャンダルとか、解散はいつか?等の事位でしょう。
メンバーの個性なんてあったもんじゃない。
メンバーの名前さえ知らないんですから。
もう国民的では無くなったんです。


そんな現状が伝わっていない程娘。達も保護されてはいないでしょう。
最初の黄金期の危機感の無さは今はありません。
今年の娘。達は今までに無い危機感を感じ、意識して努力してきたと思います。
そんな今の娘。は、娘。史上最高の実力を伴っていると思います。
他所から見ればたかが知れているとしても全く無いよりはマシです。
今の程度の実力でどうこうなるほど甘い世界ではありません。分かってます。


でも僕個人は、もしや第2期黄金期が来るのでは?とまで期待しています。
それは今年の娘。を見てきて思った事です。
なんかしっくり座ってきたというか、まぁただの勘(脳内)ではありますけど。
来年発売のニューアルバムに対する期待も半端じゃないです。


本当に、最近の娘。は悪く無いと思っていたのに。
なのに。
それなりに固まってきた10人のモーニング娘。が今年を締め括る最後の大舞台で、過去の卒業メンバーの影に隠れて終わる事になってしまったら。
それはがっかりですよ。



来年への期待は何処へやら。
結局世間の評価は・・。
ネガティブですが、あ〜あです。