登山

21時。五合目からスタート。すでに気温11度と肌寒い。
で、スタートして直ぐには周りに登山客が少なく、寂しい感じ。
夜間登山だったので懐中電灯をそれぞれ持参。いくらなんでもあんなに真っ暗だとは思わなかったです。考えが甘かったです。
僕の持って行ったショボイ懐中電灯が点灯2分で故障発生!
ごんさんが電池が勿体無いからと、暫く点灯しなかったので、何にも見えない。
岩があろうが、段差があろうがぶつかるつまずく(泣)
暗闇でのごんさん<「登山道どっちですか?」
視界ゼロですから点灯してくださいとお願いしました(泣)

登り始めて30分で僕の右足ふくらはぎに痛みが発生。
6合目位までは早いペースで登っていたので、かなり汗をかき、ペットボトルをがんがん飲む。飲み物が足りねー(泣)
最初の山小屋で初休憩。
ごんさんが上半身裸になって、そのまま登ると言い出す。
外人の登山客が多かったんですが、ごんさんを見て「クレイジー」と言っていたに違いありません。かなりロムられていました。
結局7合目位まで裸で登るごんさん(笑)
で、7合目あたりでごんさんに体調不良が発生。高山病の症状に近いとかで、うちらに焦りが。
そこからペースを下げる。
7、8、9合目とじょじょに来る気温の低下と強風で、恐ろしい寒さに。
シャツを2枚着て、フリース、ジャンパーを着こんでカイロを2つ貼って軍手をしてもまだ寒くて寒くて。なんせ雨が降り出しましたから!
雨雲で周りもよく見えない状態。
この寒さが富士山登山で1番辛かったです。
ごんさんの体調も悪い中、なんとかてっぺんに登頂。
雨だし、ご来光も何も皆無なので直ぐに下山。
2年連続雨でご来光を拝めなかったごんさんは「虚しい」と漏らしていました。
下山がとっても辛かったです。雨で下着も何も濡れてしまって気持ち悪いし、砂、石が靴に入ってくるし。
なにより左足の膝がイカレました。体重を支えきれない。
そんな中、下山時間2時間を1度も休憩しないで下山しました。


とにかくやり甲斐は凄くあります。
環境が悪いと凄くしんどいですが、僕はまた登りたいです。